EVER LASTING MOMENT VOL.2

■EVER LASTING MOMENT
○全編昭和の薫り漂うWEBマガジン
○推奨年齢50歳以上
○無駄に過激な性的描写閲覧注意(R18)
○小説/散文/妄想/企画 或れ此れ其れ何れなんでも有り
○誤字脱字間違い辻褄合わず各自適宜補完にてよろしく哀愁
■映画/ドラマ/スポーツなど(2024/08/01現在)
●2024年
○放送中 虎に翼(朝ドラ)伊藤沙莉
○放送中 光る君へ(大河ドラマ)吉高由里子
○放送中 海のはじまり(フジ月曜21:00)目黒蓮
○放送中 新宿野戦病院 (TBS水曜22:00)小池栄子 脚本クドカン
○配信中 STAR WARS アコライト(Disney+)※07/18最終話配信(全8話)
○配信中 ハウス・オブ・ザ・ドラゴン2(U-NEXT)※月曜新着
○配信中 ザ・ホワイトハウス(U-NEXT)※全7シーズン
○公開中 先生の白い嘘(2024=三木康一郎)117分
○公開中 ルックバック(2024=押山清高)58分 ※一律1700円
○公開中 WALK UP(2022=ホン・サンス)97分
○公開中 HOW TO HAVE SEX(2023=モリー・マニング・ウォーカー)91分
○公開中 デッドプール&ウルヴァリン(2024=ショーン・レビ)128分
○公開中 ロイヤルホテル(2023=キティ・グリーン)91分
○公開中 劇場版モノノ怪 唐傘(2024=中村健治)89分
○公開中 ツイスターズ(2014=リー・アイザック・チョン)122分
○06/29土〜08/02金 忘れられない90年代映画(神保町)
○07/13土〜08/09金 フランク・キャプラ(ヴェーラ)
◯07/26金〜08/11日 パリ五輪
○08/02木 コンセント 同意(2023=バネッサ・フィロ)118分
○08/03土~08/30金 太陽族とギラギラの若者たち(神保町)
○08/04日〜08/25日 八月納涼歌舞伎(京極夏彦)
○08/09金 夏の終わりに願うこと(2023=リラ・アビレス)95分
○08/26月〜09/08日 全米オープンテニス
○09/06金 ナミビアの砂漠(2024=山中瑶子)137分 ※河合優実
○09/06金 ハンドボール新リーグ「リーグH」開幕
○9月 大相撲9月場所
○09/30月 おむすび(朝ドラ)橋本環奈
○10/05土〜02/11火 モネ 睡蓮のとき(国立西洋美術館)
○10/08火 機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム(Netflix)全6話 ※1年戦争
○11月 プレミア12
○11月 大相撲11月場所
●2025年
○01/01水 ローズパレード(京都橘3回目の出場)
○1月 べらぼう(大河ドラマ)横浜流星
○02/14金 キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
○コブラ会 最終シーズンPART3(Netflix)※24年7月PART1/24年11月PART2
○03/18火 MLB開幕戦ドジャースvsカブスat東京ドーム
○4月 あんぱん(朝ドラ)今田美桜
◯6月 サッカークラブW杯(新方式、32チーム)
○10月 ばけばけ(朝ドラ)
○09/13土〜09/21日 世界陸上(東京)
●2026年
○1月 豊臣兄弟!(大河ドラマ)仲野太賀
◯02/06金 ミラノ・コルティナ五輪
◯3月 WBC
○05/22金 STAR WARS新作
◯06/11木 サッカーW杯アメリカ/カナダ/メキシコ大会
○8月 Jリーグ秋春制第1シーズン
○12/18金 STAR WARS新作
●2027年
○世界陸上(北京)
○ラグビーW杯オーストラリア ※20→24に増加?
○12/17金 STAR WARS新作
●2028年
○EURO2028イギリス/アイルランド
○07/14金〜07/30日 ロサンゼルス五輪
●2029年
○世界陸上(バーミンガム?)
●2030年
○サッカーW杯モロッコ/ポルトガル/スペイン大会(100周年記念大会)
●2031年
○世界陸上
●2032年
○EURO2032イタリア/トルコ
○07/23金〜08/08日 ブリスベン五輪
■パリ五輪
【陸上】
※世界記録/日本記録(24/08/11現在)今大会新記録
・短距離(100/110H/200/400/400H)※女子は100H
男子 09.58/12.80/19.19/43.03/45.94
 日本 09.95/13.04/20.03/44.77/47.89 
 女子 10.49/12.12/21.34/47.60/50.65
日本 11.21/12.69/22.88/51.75/55.34
・跳躍(走高跳/棒高跳/走幅跳/三段跳)
 男子 2.45/6.25/8.95/18.29
 日本 2.35/5.83/8.40/17.15
女子 2.10/5.06/7.52/15.74
 日本 1.96/4.48/6.97/14.16
・投擲(砲丸/円盤/ハンマー/やり)
 男子 23.56/74.35/86.74/98.48
 日本 18.85/62.59/84.86/87.60
女子 22.63/76.80/82.98/72.28
日本 18.22/59.03/70.51/67.38
・敗者復活ラウンド(短距離種目)
【競泳】
・100m世界記録目安(自/バタ/背/平)
 男子 47秒/50秒/52秒/57秒
女子 52秒/55秒/57秒/64秒
・200m世界記録目安(自/バタ/背/平)
 男子 1分42秒/1分50秒/1分52秒/2分05秒
女子 1分52秒/2分02秒/2分03秒/2分18秒
【柔道】
・男子7階級 60㎏/66㎏/73㎏/81㎏/90㎏/100㎏/100㎏超
・女子7階級 48㎏/52㎏/57㎏/63㎏/70㎏/78㎏/78㎏超
・本戦4分で決着がつかない場合は時間無制限の延長戦
 決着は「一本」「技あり」「ギブアップ」「反則」など
 技あり2本で合せ技1本、指導3回で反則負け、技あり1回は指導2回に勝る
・前日計量、 当日増量は階級の体重上限+5%まで(無作為の当日計量有り)
・男子金メダル 阿部一二三(連覇)永瀬貴規(連覇)
・女子金メダル 角田夏実
・永山(男子60㎏級)疑惑の判定(失神)
【レスリング】
・男子グレコ 6階級 60㎏/67㎏/77㎏/87㎏/97㎏/130㎏
・男子フリー 6階級 57㎏/65㎏/74㎏/86㎏/97㎏/125㎏
・女子フリー 6階級 50㎏/53㎏/57㎏/62㎏/68㎏/76㎏
【サッカー】
・男子 藤田/細谷/小久保
○5-0パラグアイ ○1-0マリ ○1-0イスラエル ●0-3スペイン
・女子 長谷川/田中/熊谷
 ●1-2スペイン●1-2ブラジル○3-1ナイジェリア●0-1延アメリカ
【バスケ】
・チームファウル…1Q毎に5個目から相手フリースロー
・男子 八村/渡辺/河村 トム・ホーバス監督(アメリカ人)
●77-97ドイツ●90-94延フランス●84-102ブラジル
・女子 髙田/エブリン
 ●76-102アメリカ●64-75ドイツ●58-85ベルギー
【バレー】
・男子 石川/西田/髙橋藍 ブラン監督(フランス人)
 ●2-3ドイツ○3-1アルゼンチン●アメリカ1-3●イタリア2-3
・女子 古賀/石川/林
●1-3ポーランド ●0-3ブラジル○ケニア3-0
【バドミントン】
・3ゲームマッチ21点先取(20-20は2点差または30点先取)
【卓球】
・個人&混ダブ7ゲーム、団体5ゲーム(いずれも11点先取)
・団体戦は1試合目ダブルス2試合目以降シングルス(3勝で勝ち上がり、最大5戦)
【ハンドボール】
・1チーム7人(交代自由)前後半30分
・エンプティ=GKがいない状態
・●29-30クロアチア●26-37ドイツ●33-37スペイン●28-29スロベニア●27-40スウェーデン
【水球】
・1チーム7名、1Q8分×4、GKは赤い帽子、水中の格闘技
・●15-16セルビア●13-14フランス●10-17ハンガリー●8-23スペイン○14-13オーストリア
【フェンシング】
・フルーレ(胴体のみ、突き)エペ(全身、突き)サーブル(上半身、突き・切り)
・男子金メダル 加納虹輝(フェンシング史上初の個人金メダル)
・女子初メダル(フルーレ団体)
【体操】
・男子団体金メダル(橋本/岡/萱)
 最終種目の鉄棒で中国の選手が2回落下で大逆転
※予選鉄棒の着地で両手をつく大失敗(橋本)
【馬術】
・総合馬術団体銅メダル(バロン西以来92年ぶりのメダル、初老ジャパン)
【スケートボード】
・男子金メダル 堀米雄斗(連覇、最後の1回で大逆転)
・女子金メダル 吉沢恋(14歳)
【トライアスロン】
・混合リレー女子/男子/女子/男子の順番で短い距離のスイム・バイク・ラン
■サッカー日本代表 五輪本大会戦績(1996年以降)
※オーバーエージ

2032年ブリスベン五輪
2028年ロサンゼルス五輪

2024年パリ五輪
QF(グループD)
日本5-0パラグアイ(三戸2、山本、藤尾2)
日本1-0マリ(山本)
日本1-0イスラエル(細谷)
●日本0-3スペイン
斉藤 細谷 平河 
山本 藤田 三戸
大畑 木村 高井 関根
小久保
佐藤 藤尾 山田
荒木 川崎 
西尾
大岩剛監督

2020年東京五輪(2021年開催)
4位(グループA)
日本1-0南アフリカ(久保)
日本2-1メキシコ(久保、堂安)
日本4-0フランス(久保、酒井、三好、前田)
日本0-0ニュージーランド(PK4-2)
●日本0-1スペイン
●日本1-3メキシコ(三笘)

相馬 久保 堂安
田中 遠藤
中山 板倉 吉田※ 酒井※

森保一監督

2016年リオ五輪
GS(グループB)
●日本4-5ナイジェリア(興梠、南野、浅野、鈴木)
日本2-2コロンビア(浅野、中島)
日本1-0スウェーデン(矢島)
浅野 興梠※
中島 大島 遠藤  南野
藤春※ 植田 塩谷※ 室屋
中村
手倉森誠監督

2012年ロンドン五輪
4位(グループD)
日本1-0スペイン(大津)
日本1-0モロッコ(永井)
日本0-0ホンジュラス
日本3-0エジプト(永井、吉田、大津)
●日本1-3メキシコ(大津)
●日本0-2韓国(3決)
永井
大津 東 清武
扇原 山口 
徳永※ 吉田※ 鈴木 酒井
権田
関塚隆監督

2008年北京五輪
GS(グループB)
●日本0-1アメリカ
●日本1-2ナイジェリア(豊田)
●日本0-1オランダ

香川 谷口 本田圭
本田拓 梶山 
長友 水本 森重 内田
西川
反町康治監督

2004年アテネ五輪
GS(グループB)
●日本3-4パラグアイ(小野2、大久保)
●日本2-3イタリア(阿部、高松)
日本1-0ガーナ(大久保)
高松 大久保
小野※
森﨑 今野 阿部 徳永
那須 闘莉王 茂庭
曽ヶ端※
山本昌邦監督

2000年シドニー五輪
QF(グループD)
日本2-1南アフリカ(高原2)
日本2-1スロバキア(中田英、稲本)
●日本0-1ブラジル
柳沢 高原
中田英 
中村 稲本 明神 酒井
中田浩 森岡※ 中澤
楢崎※
トルシエ監督

1996年アトランタ五輪
GS(グループD)
日本1-0ブラジル(伊東)※マイアミの奇跡
●日本0-2ナイジェリア
日本3-2ハンガリー(前園2、上村)
城 
中田 前園
路木 服部 伊東 遠藤  
松田 田中 鈴木
川口
西野朗監督
■サッカー日本代表 W杯本大会全戦績
全試合フル出場

2034年W杯 ※アジア・オセアニアで開催予定
2030年W杯スペイン/ポルトガル/モロッコ大会
2026年W杯アメリカ/カナダ/メキシコ大会

2022年W杯カタール大会

R16 (グループE)
日本2-1ドイツ(堂安、浅野)※長友ブラボー
●日本0-1コスタリカ
日本2-1スペイン(堂安、田中)※三笘の1ミリ
日本1-1クロアチア(前田)(PK1-3)※PK3本失敗(南野、三笘、吉田)
前田
久保 鎌田 伊東
田中 遠藤
長友 吉田 板倉 酒井
権田
浅野 上田
堂安 三苫 相馬 南野 
守田 
富安 谷口 山根
森保一監督
※決勝 アルゼンチン3-3フランス(PK4-2)

2018年W杯ロシア大会
R16 (グループH)
日本2-1コロンビア(香川、大迫)※大迫ハンパねえ
日本2-2セネガル(乾、本田)※本田敬礼ポーズ
●日本0-1ポーランド ※最終盤時間稼ぎフェアプレイポイントでGS突破
●日本2-3ベルギー(原口、乾)※後半途中まで2-0、ATのCKからカウンターで失点
大迫 
乾 香川 原口
柴崎 長谷部
長友 昌子 吉田 酒井宏 
川島
岡崎 武藤 本田 宇佐美
山口 酒井高
西野朗監督
※決勝 フランス4-2クロアチア

2014年W杯ブラジル大会
GS(グループC)
●日本1-2コートジボワール(本田)
日本0-0ギリシャ
●日本1-4コロンビア(岡崎)
岡崎 
大久保 本田 香川
長谷部 山口
長友 吉田 今野 内田 
川島
大迫 柿谷 清武
遠藤 青山 森重
ザッケローニ監督
※決勝 ドイツ1-0アルゼンチン
※準決勝 ドイツ7-1ブラジル

2010年W杯南アフリカ大会
R16(グループE)
日本1-0カメルーン(本田)
●日本0-1オランダ
日本3-1デンマーク(本田、遠藤、岡崎)
日本0-0パラグアイ(PK3-5)
本田 
大久保 遠藤 阿部勇 長谷部 松井 
長友 闘莉王 中澤 駒野 
川島
岡崎 玉田 矢野 中村俊 中村憲
今野 稲本
岡田武史監督
※決勝 スペイン1-0オランダ

2006年W杯ドイツ大会
GS(グループF)
●日本1-3オーストラリア(中村)
日本0-0クロアチア
●日本1-4ブラジル(玉田)
高原 柳沢 
中村 中田英 福西 小笠原
三都主 宮本 中澤 加地 
川口
大黒 玉田 巻 小野 稲本
坪井 茂庭 中田浩 駒野
ジーコ監督
※決勝 イタリア1-1(PK5-3)フランス

2002年W杯コリアジャパン大会
R16(グループH)
日本2-2ベルギー(鈴木、稲本)
日本1-0ロシア(稲本)※W杯本大会初勝利
日本2-0チュニジア(森島、中田)
●日本0-1トルコ
鈴木 柳沢
中田英  
小野 稲本 戸田 明神
中田浩 宮本 松田 
楢崎
中山 森島 小笠原 福西 
三都主 服部 市川 ※森岡
トルシエ監督
※決勝 ブラジル2-0ドイツ

1998年W杯フランス大会
GS(グループH)
●日本0-1アルゼンチン
●日本0-1クロアチア
●日本1-2ジャマイカ(中山)
中山 城 
中田英 
相馬 名波 山口 名良橋
秋田 井原 中西 
川口
呂比須 岡野 森島
平野 小野 小村
岡田武史監督
※決勝 フランス3-0ブラジル

サッカー日本代表監督
森保一 18年〜(22年W杯R16)
西野朗 18年(18年W杯R16)
ハリルホジッチ 15年〜18年
ハビエル・アギーレ 14年〜15年
ザッケローニ 10年〜14年(14年W杯)
岡田武史 08年〜10年(10年W杯R16)
イビチャ・オシム 06年〜07年
ジーコ 02年〜06年(06年W杯)
フィリップ・トルシエ 98年〜02年(02年W杯R16)
岡田武史 97年〜98年(98年W杯)
加茂周 95年〜97年
ロベルト・ファルカン 94年〜94年 
ハンス・オフト 92年〜93年
川淵三郎 80年〜81年
■中川裕二の話
※無駄に過激な性的描写閲覧注意(R18)

 文化祭の後のクラスコンパの三次会のカラオケに、クラスの中心メンバーに混ざってしれーっとついて行ったのは、三次会に向かうメンツの中に中川裕二がいたから。あっちは全然、私の事なんか気にかけてないだろうけど、私は一年の最初の日から、ずっと見てた。
 数時間前、クラス展示の片付けで、裕二がダンボールの展示物のガムテープを剥がして分解していて、ひとりで剥がすのが大変そうに見えたので、さりげなく近づいて、大きなダンボールの逆側のガムテープを剥がしていたら、
「クラスコンパって何時からだっけ?」
 顔も上げずに言うので、一瞬、私に話しかけているとは思えなくて、周囲をきょろきょろ見回したが、裕二の周囲には私しかいなかった。
「たぶん7時からじゃない? 毎回そうだし」
「今日は最後まで行こうと思って……7時からだと長丁場だなあ」
 裕二は作業をしながらこちらを見ずにひとりごとのように言う。
 なんてリアクションするのが正解か判んなくて、
「中川、そっち持って」
 極力冷静を装って作業の指示をして、分解したダンボールをふたりで両側からたたんでいくと、思いがけず距離が縮んで、折りたたんだダンボールをはさんで、見上げると裕二のあごがすぐそこにあった。
「こういうクラスコンパってさあ」
 裕二のあごが動いておでこに声が降り掛かってくる。
「今日が最後だよね、たぶん」
 すぐ目の前の裕二と一瞬目があった。
 こんなに近い距離で見つめあったのは初めて。
 なんか言わなくちゃ……と固まってると、裕二はダンボールを小脇に抱えて教室を出ていった。
 目が合っていた時間は実際は0.3秒くらいなんだろうけど、私にはとてもとても長く感じられて、私はしばらく、裕二がいた空間をぼーっと見てた。
 今日のクラスコンパが終われば、いよいよ大学入試は目前。
 裕二が言っていた〈こういうクラスコンパ〉、文化祭や体育祭などの学校行事の区切りとしてのクラスコンパは今日は最後。卒業式の後のクラスコンパは多分全然別の趣になると思う。
 高校生活も、考えようによっては、今日でほぼ終わり。明日からは入試に向けてラストスパート、大学入学の準備期間と言えなくもない。
 一年の一学期の最初の日、窓側の席に座っていた裕二の顔が春の陽射しを浴びて煌めいていたのを見てから二年半以上も経っているなんて信じられない。もうすぐ高校生活も終わる。結局、裕二とは、絵に書いたような〈ただのクラスメイト〉で終わりそうだけど、告白なんかしてフラれて気まずくなるならこれで良かった気もする。恋に恋するのが似合う年代は、まもなく、否応なく終わるのだから。
 三次会のカラオケの大きな部屋には、センターステージと呼べるような空間があり、ずっと部屋の隅で立ちっぱなしでタンバリンを叩いている人もいて、入れ替わり立ち替わりで、気がつけば、端っこの席で裕二と肩をくっつけてる。ほかのみんなに合わせて私も適当なコールを入れる。いまこの部屋にいるのは二十人くらい。音はうるさいし、照明は暗いし、酒に酔ってるし、誰が何を喋っているのか、よく判らない。私も、いつもの私なら口にしないような事を話してるような気もする。
「山葉って意外とノリいいじゃん」
 クラスの男子のリーダー的存在の男の子にそう言われたのは、ついさっきだったか、一時間くらい前だったか、記憶が判然としない。それとも、そう言われたような気がしただけで、ホントは言われてない? 山木じゃなくって裕二に言われたんだっけ?
 いつのまにか、部屋の照明は更に暗くなっていて、勧められるままに、甘いお酒を飲む。これって飲みやすいけど意外とアルコールあったりするのかなあ。でもこんなコンパは最後なんだし、高校生活も終わって、たぶん半分くらいの人は地元以外の大学に行くから、高校生な気分で、こんな風にちょっといけない事をするのも、私にとっては最初で最後……って、意識まで支離滅裂になってきた。
 あれ? 裕二ってどこの大学に行くんだっけ?
 さっき訊いて教えて貰った気がするけど思い出せない。
 訊こうと思って答えも頭の中で想像してただけだっけ?
「ねえねえ」
 裕二の肩をつんつんする。
 ちょうどサビに入って伴奏の音量がどーんとあがったので、裕二の耳に顔を近づけていくと、裕二がゆっくりこちらを向いて、自然な動きで裕二の唇と私の唇が一瞬重なった。
 え、これってなに?
「いまのなに? 」
「山葉の方からしてきたじゃん 」
「してない」
「してきたって」
 首の後ろに回された裕二の手に導かれて、私と裕二はもう一度キスをする。そうするのが当然のような気がして全身から力が抜ける。
 私の高校生活は、いや、私の人生は、この瞬間の為にあった……。

 初めてのセックスなのになぜかあまり痛みを感じなかった。
 ゆっくりじらすように周辺をなぞっていた裕二の舌が、裕二の指が引っ張り上げて露にされている私の中心の小さな珠に触れる。なにかを確かめるかのようにゆっくり動く裕二の舌の細かな律動によって奥深い処から何かが湧き出てくる感覚は、自分の指で触れるのとは全然違っていて、初めてなのに、なぜか懐かしいような気がした。裕二の舌先から滴る唾液と(多分)私から滲み出ている体液が混ざって溶けて、その部分全体が生暖かいゼリーに包まれたような感覚に身を委ねると、その感覚は全身に広がって、母親のお腹の中にいた時の記憶が甦ってくる。 
 その安心感にずっとずっと浸って、時間も場所も、私と裕二の境界も曖昧になっていく。
 ……いつのまにか、裕二が私の中に入っていた。
 タンポンを試しに入れてみようとした時は途中で痛みを感じてやめたのに、タンポンより全然大きくて、暖かくて、柔らかみも感じられるものが、ずっとずっと奥まで入って、ゆっくり動いているのに、なぜか、痛みを感じない。
 ひょっとしてこれは夢?
 裕二に舐めてもらっている間に寝てしまった?
 それとも、もっと、ずっとずっと前から全部夢?
 そっと目を開けてみると、すぐそばに裕二の顔がある。
 裕二の吐息も匂いも体温も動きも、ちゃんと、はっきり、感じられる。
 こんなリアルな夢なんてあるわけない。
 裕二の動きが速くなると、なんとも言えないぞくぞくした快感、かすかに電気にしびれたようなちりちりしたような感覚がその部分から身体全体に広がって、裕二が「うっ」って声を出して、ペニスをひき抜いた。裕二のペニスの先端から出てきたものは、ネットのエロ動画で何度か見た白濁の液体ではなく、光り輝く小さな球だった。
 その球は私の体の表面を滑るように移動して、おでこのあたりから私の中に入ってきた。

 その小さな球は、クラスコンパの夜から数週間経ったのいまも、おでこの裏あたりにいる感覚がある。眠りに落ちる寸前に、おでこの辺りをさすると、指先が数センチ沈んでその球に触れる。なんだか奇妙な心地よさで、そのまま、触れていると、急激な眠気がやってくる。
 夢の中で、私は裕二になっていて、私とセックスしている。
 目を閉じている私の顔は意外と色っぽい。
 意外と色っぽいと私が思っているのか、裕二が思っているのか、よく判らない。
 硬く勃起した男性器を挿れて動かしている感覚、私の中で硬く勃起した男性器が動いている感覚が同時にある。
 裕二が射精する瞬間、裕二の声が響く。
 あー、最後までは初めてなのに、そんなに好きでもない子とやっちゃったよー。
 でも、まあ、これは練習という事にしてカウントしないで、これから、ほかのもっとかわいい子とたくさんやればいいか。
 驚きと怒りで目が覚めた。

 その球に触って眠れば、いつでもその夢を見る事ができるようになった。
 裕二の声は録音したかのように毎回同じ台詞。
 最初は驚きと怒りで目が覚めたが、何度も何度も同じ台詞を聞くうちに「また同じ事言ってる」と面白くなってきて、夢の中で「そんなに好きでもない子で悪かったな」とか「ホントはちょっとは好きだったんじゃないの?」とつっこむ事ができるようになった。
 こんな球があるなんて一度も聞いた事がないけど、初めてセックスした女の子は、運が良ければゲットできるのかな?これって他の誰かとセックスすれば消えちゃうのかな?
 明日は大学のクラスコンパ。
 裕二にちょっと似た雰囲気の変わった名前の男の子は来るのかな。【続?】
■20XX

 今日も早朝にスマートグラスを装着して、学校の構内でARドラクエウォークをやりながら散歩する。構内といっても、小さな町に匹敵する広さで、道を覚えているのはまだほんの一部。
 スマートグラスの操作、PA(パーソナルアシスタント)とのやりとりにも、やっと慣れてきた。スマートグラスのARでやるドラクエウォークは、手ぶらで、常に現実の光景も見ながら、文字通り、散歩しながらできるので、慣れると断然快適。
 スマートグラスを装着していれば道を覚える必要はないのは理解していても、デバイスに頼り切りになるのは嫌なので、時々マップ機能をOFFにして、肉眼で実景だけを見て歩く。
 ARでまるで実際に道端にあるように見える〈壺〉に近付くと〈壺〉が割れる。このくだりは実際に触れられそうな距離まで近づいて、実際に〈拳をふりおろす〉とか〈足で蹴る〉というアクションで割る、と設定する事もできるが、スマートグラスを装着して歩く事にまだ完全には慣れてないので、〈1メートルの距離に接近したら割れる〉に設定している。
 割った〈壺〉の少し先に道路からはみ出す大きさで〈モンスター〉がいる。
 むかしのスマホ版のドラクエウォークはどうしてあんなに不親切な作りだったのだろう。むかしのスマホ版は、戦闘やイベントになると、そのショットが画面全体を占めて地図が全く見えなくなったので、その直前に進むべき道を確認していない場合は、戦闘やイベントが終了するのを待つ必要があった。スマホの画面であっても、戦闘やイベントを小さなワイプで画面隅に表示とか、戦闘やイベントの画面は表示しない(結果だけ画面隅に表示)などを選択可能にして、地図は常に表示させる事も技術的には可能だったと思うのだが、僕がプレイしていた時代は、スマホ版では最後まで実装されなかった。
 スマートグラス版ARドラクエウォークは、目の前の実景に重ねてARでドラクエウォークの敵や回復ポイントやイベントスポットなどが表示され、戦闘シーンや会話は視界の隅に任意の大きさで表示、または全く表示させずにバックグラウンドで進行させる事も可能。実景のARにさらに戦闘シーンをARで重ねて表示させる事もできるが、僕の好みは「戦闘シーンは右上隅に表示」。〈右上隅〉と言っても、昔のスマホの小さな画面ではない。戦闘画面のウィンドウは体感で30インチのパソコンのスクリーン程度の大きさがあり、視界全体の1/10程度の大きさだ(このウィンドウの大きさや表示箇所も自由にカスタマイズ可能)。スマホ版では指を使ってしかできなかった各種選択と決定は、視線・瞬き・音声の他、更に進化したバージョンでは頭で考えるだけでできるらしいが、僕は、視線と瞬きでやっている。素早い瞬き2回で決定。敵や回復ポイントやイベントスポットを〈クリック〉する必要はなく、その地点まで近づけば自動的にクリックした事になる。敵の場合は、事前に戦闘に入る条件を決めておく事もできるし、その都度、自分の選択設定で戦闘する/戦闘しないと決める事もできる。
 スマートグラス自体に視力矯正機能もついていて、ドラクエウォーク戦闘中は、自動的にやや遠くにしっかりピントが合うようにしているので、散歩が実に楽しい。
 衝突防止アラームアプリが標準で入っているので、考え事をしながら歩いても安心。誰もがこのアプリを使っているので、移動物体の色表示が緑から黄色になる事は滅多にない。黄色が赤に変わって衝突防止アラームが鳴るのは、最初にアランが試しに近づいてきた時だけしか経験してない。むかしは正面から歩いてくる人で、全くよける姿勢を見せない人もいたのだが、いまは、歩行者は左側通行優先と決まっているので、道路の左端を歩いている場合は、正面から人が来ても避ける必要はない。
 やっと馴れてきたスマートグラスのつぶやき認識や、目(視線や瞬き)とか歯(奥歯でクリックなど)による操作は、すでにひと昔の技術で、いま主流になりつつあるのはこめかみの辺りに埋め込んだチップと、スマートインナーレンズ(眼内レンズ)による脳波コントロールで、すでにここの学生の大半はそれを使っているらしい。そこまで行くと僕にとってはSFの世界。僕が若い頃に読んだ「ニューロマンサー」の世界がもっとコンパクトになって実現しているのだ。
 PAが作成した文章を読むと、誤字脱字もない、きちんとした文章で、内容は自分がPAに話した事でも、なぜか、自分の事のように思えない。
 この文章は、アランから借りっぱなしの古いノートパソコンを使って指でキーボードを叩いて書いている。どんなに拙い文章でも、こうやって、サジェストやアシストを切って、全部イチから自分で打った方が、自分で作った文章に思える。技術継承の為に細々と生産されているノートパソコンは受注生産なのでとても高価。当面はこのマシンを大切に使おう。
■島耕作
島耕作プロフィール
生年月日 1947(昭和22)09.09(乙女座/B型)
出身地 山口県岩国市
出身校 私立鷹水学園高校
出身校 早稲田大学法学部(1970年卒業)
資格 普通自動車免許
資格 実用英語技能検定1級
身長 177㎝
父親はサラリーマン
母親は呉服商
ひとりっ子
好きな食べ物 サラミ 
好きな食べ物 トリュフ
好きな食べ物 オリーブオイル
嫌いな食べ物 酸っぱいもの
ワインに詳しい
バリ島が好き
77年結婚、89年離婚(怜子)
12年再婚(島耕作65歳、大町久美子45歳)
長女 奈美(79年誕生)
孫 耕太郎(03年誕生)
※参考文献「島耕作クロニクル 連載30周年記念エディション」

●課長STEP4 マンボNO.5
◯大学時代の友人がゴルフコンペでビデオデッキ欲しさにインチキをする
・二十日会(同期入社会)のゴルフコンペ
・五十嵐伸介(コスモス企画、デザイン会社)と15年ぶりに再会(街で偶然会う)
・大学時代の回想 五十嵐は学生運動に参加、お互いゲルピン、病気に時に助けて貰った
・五十嵐と新宿ゴールデン街「アップルソース」で飲む
 デザイン会社は給料が安い、マイホームのローン・離婚の慰謝料、
 10万円のビデオデッキが買えない、別れた妻は金持ちと結婚、
 小学生の息子がビデオカセットを隠している(多分妹から借りたビデオ)
※恋愛話がない最初の回、新しい方向性(ある種のセンチメンタリズム、男の友情)
※五十嵐は「大学生 島耕作」に登場?
※最後のコマだけ「五十嵐さん」にした理由はよく判らない
*本社営業本部販売助成部宣伝課課長
*課長 島耕作 第1巻(1985)
*モーニング84年7月5日号掲載

●課長STEP5 Don’t Be That Way Part.1
◯社内不倫の相手がライバル会社に情報を渡していた?
・ライバル会社・にアイディアが企画段階で漏れている?(カレンダー、ポスター)
・連れ込み旅館風外観の「HOTEL緋色花」
・1万円のタクシー代が惜しい、ホテル代女性持ち
・経理部鳥海赫子29歳独身貯金600万狭いアパート暮らし(地味なタイプ)
・部長命令で給湯室に盗聴器を仕掛ける
・屋上で鳥海赫子を問い詰めと社内不倫をバラす事をほのめかされる
※過去4作は1話完結、今作は初の続きモノ
*本社営業本部販売助成部宣伝課課長
*課長 島耕作 第1巻(1985)
*モーニング84年9月20日号掲載

●課長006 Don’t Be That Way Part.2
◯社内のスパイ行為を上司に報告する(自動的に派閥に入る)
・ソラー電機→陽光印刷矢部→ソラー電機で漏洩
・アーバンリサーチ木暮初登場(「小暮ちゃん」と呼ぶ)
・木暮の調査で販売促進部庭部長の関与判明
・部長に報告して宇佐美常務のラインに組み込まれる
・経理部鳥海赫子29歳は会社をやめる
・鳥海赫子が島の机に残した切り札はホテルでの会話の録音テープ
※長いシリーズになる事を予感させる回
*本社営業本部販売助成部宣伝課課長
*課長 島耕作 第1巻(1985)
*モーニング84年10月4日号掲載
■ガンダム50音かるた
か カイ・シデン 名前の由来は 紫電改
か カイ・シデン 由来と知るか 甲斐キャノン
か カムランは たがいの親が 決めた男性(ひと)
か ガルマ散り 坊やだからさと シャア笑い
か ガンダムは ザクとは火力が 違いすぎ
か がんばれと 懐大きな ランバ・ラル
き 記念写真 コピーの数に 限りあり
き ギレンあに キシリア ドズルに ガルマ・ザビ
き キシリアが キャスバル坊やと 遊んでる
く ククルス・ドアン 忘れた頃に 映画版
く ククルス・ドアン 映画になって おどろいた
く ぐっすりと 眠った事など ありゃしない
こ この戦場 狙いさだめて シャアが来る
こ こんな子じゃ なかったのにと 母嘆き
■U-NEXT見放題(R18)
○ビキニ姿がマブイッ色白清楚系JD二人組(2023年8月)
・この時期に見たくなるプールナンパもの、初めて見るプール(例のプールではない)
・ふたりともまずまずのルックス、黒系チェックの方は昼間のプールではかわいく写っている
・暗い車内で不安定な照明で不気味な画(15分頃〜)
・ダブフェ複数回も寄ると明るくなりすぎる照明(カメラ付属のワンライト?)(28分頃〜)
・【余談】筆者は例のプールがある貸しスタジオを忘年会で使った事があるが、いくつかのソファには怪しいシミが付いていたw
○H.K(23)素人ホイホイ(2023年8月)
・カップルの自宅ハメ撮り設定
・冒頭じみかわ系のルックスにそそられる
・彼氏の浮気を疑う痴話げんかの会話がけっこうリアル
・プレイ自体は普通でフェラのカメラ目線はあまりかわいく見えない
・ハメ撮りを嫌がる演技があって照明がもっと暗め(スマホで撮ったような画)だったらモアベター
○MD(22)素人ホイホイ(2023年7月)
・カップルの自宅ハメ撮り設定
・寝ている彼女の下だけ脱がせていきなり挿入という展開は良いのだが、一番最初のショットがあまりかわいく撮れていない
・照明は多分カメラ付属にワンライトで暗めの画と明るめの画が混在
・玄関フェラは割といい感じの画(43分頃)
○YUNY(29)素人ホイホイ(2023年7月)
・モデル風、整形っぽいのがあまり気にならない顔
・女性が自らバイブをあてがってイマラチオ(画角はいまいち、男のケツは見たくない)
○琴(23)素人ホイホイZ(2023年7月)
・普通っぽい容姿、伏し目がちな顔かわいい、角度によっては志田音々
・やや大きめで色素薄めのいい感じの乳輪
○性癖も美体も露出全開の露店風呂大乱交(2021年10月)
・左側黄色水着は西野七瀬風じみかわ系、右側の子も悪くはない
・あまりカメラを見ないダブフェ(18分頃)
・西野七瀬風と男ふたりの絡みをもうひとりの子がスマホで撮影(43分頃〜)
・フェラ顔かわいい(53分頃)
・もうひとりの子は延々見ているだけという斬新な展開
■マユミさんの話
※無駄に過激な性的描写閲覧注意(R18)

 ありったけの現金をポケットにねじ込んで、身ひとつで仮寓を出て、来た電車に乗って適当な駅で降りる。知らない街を適当にぶらぶら歩き、定食屋で食事をして、安い宿に泊まって、数日間ぶらぶらして、なんとなくその街は気に入れば仕事を探し、なんとなく肌が合わない感じがしたら別の街に行く。
 警備員、販売員、店員、ウェイター、監視員、清掃、調理補助、チラシ配布、配達など、いろいろな仕事をした。仕事に飽きた、人間関係がざらついてきた、または、特に理由がなくても、長くて数ヵ月、短かい時は数日で辞めて、来た電車に乗って適当な駅で降りる。
 そんな生活を長く続けて、いつのまにか、もう若くはない、という年齢になっている。
何十年もやってそうな小さな居酒屋に「従業員募集」の貼紙があったので入ってみる。店主の男は普通の会社なら定年を迎えてそうな年格好に見える。年齢的にはオーケー。
 自分より年上の男の下で働く方が気が楽だ。ボスが年下だと、どういうスタンス・距離感が正しいのか、見極めるのが面倒。年下のボスの意向でためぐちで話していて、何かの拍子にいきなりキレられた事は一度や二度ではない。
 店主の男の白衣にはシミひとつない。客席の床はきれいに掃除されているようだ。カウンターの奥の方に常連とおぼしき年配の男がふたり、僕は一見客の礼儀で入口に近い席に座る。
 軽く食べて軽く飲んで、店主と少し話をして、会計時に何気なさを装って「表に従業員募集ってあったけど」と訊いてみる。店主がこちらを一瞬じっと見てしばらく間が空いたので、年齢性別不問と書いてあっても、実際は若い女性を求めていて「ああ、あれ剥がすの忘れてて。もう決まっちゃったんですよ」と言われる前にこちらから婉曲に辞退しようと思っていたら、できれば今日からでも、と言われた。一瞬の凝視は僕を値踏みしていた、と後に聞かされた。

「ねえ、ひろしさんって、結婚してるんだっけ?」
 マユミさんは今夜も相当できあがっているようだ。
 マユミさんは隣のスナックのママ。
 店がヒマな時はウチの居酒屋に入り浸っている。
「それ、こないだも訊かれましたよ」
「そうだっけ?」
「結婚はしてないし、した事もないですよ、残念ながら」
 本当に結婚した事がなかったのか、いまとなっては記憶も判然としないが、マユミさんが望んでそうな事を言ってみる。
「じゃあ、今夜、つきあってよ。どうせヒマなんでしょ」
「ヒマはヒマですけど……」
 店主に目配せされてカウンターの中に入ると、店主が顔を寄せて耳元で(近所のよしみで一回つきあってやって。大丈夫だから)と囁く。
「なに、こそこそしてんのよ、男同士で」
 この店でホール兼調理補助兼その他諸々で働き始めて二週間、女性客からそれっぽい冗談を言われた事はあっても、はっきり誘われたのは今日が初めて。何が大丈夫なのかかよく判らないが、今日はたぶんずっとヒマだから、と店主に尻を押されてマユミさんの部屋に来た。
 個人経営の居酒屋は何かと都合が良いのは、たまにはこんなふうお客さんに誘われる事以外に、なにしろ食材だけはいろいろあって、明日に持ち越せない食材は賄いや夜食に化けてくれるので、もともと少食な僕は、日々の食事はこの店だけでもなんとかなってしまう。住む場所もこの町に住んで何十年というベテラン店主なら、常連の中にたいてい長くやっている不動産屋がいて、今回も、店主と不動産屋の長年の関係性で保証人とか面倒な手続きなしで古い安いアパートの一室をすんなり借りられた。
 もしそういう展開になって勃たなかった時の言い訳にしようという魂胆で、マユミさんが出してくれる酒を遠慮せずにガンガン飲む。すでにできあがっているように見えたマユミさんもさらに飲み、マユミさん主導で他愛もない話をする。
 ひと晩寝たら忘れてしまいそうな話を延々とリードできるのはさすがスナックのママだ。酒に酔って、ふわふわした気分で、マユミさんに場を委ねる。マユミさんの部屋でふたりだけでなく、マユミさんの店で、マユミさんのトークにちゃんとツッコミも入れられる常連客との会話をそばで聞いている状況なら多分もっと楽しい。
 そういう展開のムードになる前に会話がふいに途切れたと思ったら、マユミさんはテーブルにつっぷして寝ていた。常連の話では、ずっと三十代後半で通しているマユミさんの実際の年齢は四十半ばは超えているらしいが、寝ているマユミさんの顔は、一瞬、少女のように見える。
 こんな所で寝ると風邪ひきますよ。
 じゃあ、ベッドまで連れてって。
 毎度おなじみのキーフレーズ。
 抱えるようにして立たせて、ベッドに横たえると、抱き寄せられた。
 寝ているように見えたのもウソだったのかもしれないが、そんな事につっこむような野暮な事はしない。いずれ、何がホントで何がウソかなんて、ひょっとしたら、本人にだって曖昧だ。
 どうせ今日も勃たないだろうと思いつつ、展開に身を委ねる。
 次に会った時に、いつものように「こないだは、飲み過ぎちゃって、いろいろ、すみませんでした」と明るく冗談っぽく言えば済む話だ。「飲み過ぎちゃってすみません」は便利な表現。もしその場に誰かがいても「マユミさんの店で飲みすぎて、なんか迷惑かけちゃったのかな」と取ってくれるだろう。
 天井の照明を消してベッドサイドの薄暗い間接照明だけにすると、お互いの顔もよく見えない。自分が下戸だったら大いに気になるのかもしれないが、ふたりとも泥酔しているので、互いの舌を絡めながら時折感じる酒臭い匂いと味が、どちらが発しているそれなのか、判然としなくなり、吐息と唾液が混じり合って、彼我の境は溶界していく。
 長いキスを交わしているのに、その心地よさは、性感よりも陶然とした酔いをゆったりと強めて、それが眠気に変わりつつある。
 身を起こしたマユミさんは、ワンピースを脱いて下着だけになり、僕のシャツをめくりあげて乳首にゆっくりねっとり舌をはわせつつ、バミューダショーツの上からなぞるように男性の部分に触れてくる。
 前回こんな展開になったのはいつ頃で、相手は誰だったか、記憶を巡らせても即座には思い出せない。前の街で前の店にいた時。この街に来る前に金がなくなりかけるまで、いつものように、しばらく、あちこち放浪していたので、少なくとも三ヵ月は前だ。
 マユミさんは、トークと同様に、ベッドでも主導権を取るのを好むのか、僕の下半身を露にすると、いかにも慣れた手つきで僕の欲棒を軽く握って、ゆっくり、強弱をつけながら上下にさすり、もう片方の手で宝玉袋を包み込んで、軽く振動を与えてくれる。欲棒の先端にマユミさんの舌がなぞるように何度か触れて、やがて丸みを帯びた部分全体が、生暖かい、ねっとりとした唇に覆われて、手指が与えてくれる刺激が強まると、欲棒の硬度は一気に増した。
 ひょっとしたら、今夜は大丈夫かもしれない、と思ったが、いざ挿入してみると、硬度を保っていたのは最初のほんの数十秒で、しかも、あろうことか、挿入している真っ最中に一瞬寝落ちしていたようで、気がつけば、いつものように、欲棒に血が通っている感覚は消失して硬度は失われ、射精に至る事もなく終わった。ゆっくり欲棒を引き抜くと、僕の未練のように、マユミさんのその部分から粘り気のある液体が糸をひく。
 ベッドから降りて振り向くとマユミさんは背中を向けている。
「……なんか、飲みすぎちゃったみたいで、すみません」
 明るいトーンで冗談めかして声をかけたがマユミさんは無言。
 これは本気で呆れて怒っているのかもしれない。
 
「こないだは、いろいろ、どーもさんきゅーね。懲りずに、また来てね」
「いやあ、こちらこそ、飲みすぎちゃって、いろいろ、すみませんでした」
 いつもと同じような表情でカウンターに座ったマユミさんと、どうとでも解釈できる挨拶を交わす。完全に呆れて怒っているわけではなさそうだ。
 いつもならたいていできあがった状態で来るマユミさんが今日は殆どシラフのようだ。下ごしらえをしながら、時々、顔をあげると、マユミさんは僕をじっと見ている。よく見ると、今日のマユミさんは、いつもの派手なメイクではなく、ナチュラル寄りのようで、その顔に、一瞬少女のように見えた先日の寝顔の印象が重なる。
「マユミちゃん、えらく気にいってるみたいだぞ、お前さんのこと」
 マユミさんが店に戻り、他の客も全員いなくなった時間帯に店主が言う。そんな筈はない。
「マユミさんがなに言ったかアレですけど、社交辞令ですよ、いずれ」
「いやあ、そういう感じじゃ、なかったよ、あの感じは」
「いつの話ですか?」
 ひょっとしたら部屋に呼ばれる前の話かもしれない。
「きのう、久々に行ったんだよ、チェリー。シゲさんに誘われて」
 チェリーはマユミさんの店、シゲさんはウチの店とチェリーを行ったり気たりしている常連だ。
「やたらとお前さんの事を訊いてくるのさ、マユミちゃんが。俺もシゲさんも、たいして知らないだろ? お前さん、自分の事、ほとんど話さなないし」
「すみません。話すの苦手で……」
「シゲさんがいつもの調子で適当な嘘八百ぺらぺら言ってんだけど、それ聞いてるマユミちゃん、あんな感じの顔見るの何十年ぶりかなあ……子供の頃から知ってるけど、なんだか、うっとりして、夢見る夢子ちゃんみたいで……」
 少女のように見えるマユミさんの顔。
「この顔は、お前さんのこと想ってる顔だって、ぴんと来たよ。だてにトシとってないからさ、俺だって。シゲさんの話なんて右から左だよ」
 そう言われても、店主のかんちがいだろうと思っていたら、数日後に、また、マユミさんに誘われた。不能で不発だったのに二度目のお誘いを受けるなんてどういう事なのだろう。
■漫才「スマホとラジカセ」

※設定
A ツッコミ 普通の人
B ボケ 80年代の生活を愛する男(新しいモノの知識も一応ある)

A いやあ、最近は小さなスマホひとつでほとんど何でもできてしまう、ホントに便利になりました。
B 私はみなさんご存知の通り面倒くさがり屋ですから、意外とスマホも面倒ですけどね。
A いやいや、いまやスマホがない方が面倒でしょ、いろいろ。
B 何かっつうとアカウントとかパスワードとか設定しなきゃならないでしょ。あれがとにかく面倒。
A どんなアプリでも使う時に登録が必要で、それは、まあ、たしかに最初だけ、ちょっと面倒ですけどね。
B パスワードは何文字以上にしろ、とか、大文字を入れろ、とか、細かいんだよ、とにかく。
A 漏洩とかすると大変な事になるので、パスワードは、他人に絶対ばれないようしないといけないから、
B (食い気味に)で、他のアプリとは同じパスワードを使いまわししないで下さい、とか言いやがって。そんなにいくつも覚えられるわけないっつーの!(キレ気味)
A そこは、工夫して下さいよ、メモを取るとか。
B パスワードを忘れた時のヒントっていうのもあって、
A 漏洩やなりすまし対策で、本人しか判らないコトをあらかじめ設定しておくんですよね(半ば観客に説明)
B こないだは、それが「母親の旧姓」だったんだけど、これが、急に、突然、出てこなくなって! ……あれ、母親の旧姓ってなんだっけってなって、
A どわすれにしては結構重めだよ、それ。
B そのうち、あれ、オレの名前ってなんだっけ?
A おいおい!
B あれ、オレが手に持ってるコレって何だっけ?
A そこまで忘れてるなら、即、病院へ行け!!
 (間)
A いやでも、とはいえ便利ですよ、スマホは。ネットにつながってれば、いまはほとんどなんでもできますからね。あなたが大好きなラジオも聴けますから。
B 僕はラジオはラジカセで聴きますね(キッパリ)
A いまどきラジカセ!?
B スマホだと、スマホのスリープ解除、本人認証、ラジオのアプリ立ち上げ、聴きたい番組を選ぶ為にイロイロ操作、プレイボタンを押す(延々スマホ操作の動き)ラジオ聴きたいだけなのに、こーんなに手間がかかりますが、ラジカセならボタン1個押すだけですから。
A 意外とスマホの操作に関してちゃんと詳しいな。たしかにラジカセなら、いまオンエア中の番組を聴くだけならスマホより簡単かもしれないけど、スマホのラジオのアプリなら、色々な番組を、過去に放送した分もがんがん聴けるでしょ。
B (食い気味に)ラジカセにも予約録音っていう画期的な機能があるから、それもできますよ。自動巻き戻しをONにしておけば、聴きたい時に再生ボタンを1個押すだけ、ワンアクションでOK。最初の予約設定はちょっと面倒ですけど。
A そこは面倒じゃないのかよ!
B パスワードとか入れるのに比べれば全然楽だって!
A でもラジカセはカセットテープの録音時間に限界があるでしょ? スマホならそれこそ1週間に30番組とかでも楽勝ですよ?
B それも大丈夫。聴きたい番組はラジカセ30台で全部予約録音してますから。
A ラジカセ30台!?
B 移動中にも聴かないと追いつかないのでカセットテープを持ち歩いて、コレで聴いてます(ポケットからウォークマンを取り出すしぐさ)
A いまどきウォークマン!? スマホで聞けるのに!?
B これが出る前は、もっと大きくて、とてもポケットに入るサイズじゃなかったのが、いまや、この大きさだよ。画期的でしょ!
A 何が「いまや」だよ! 何十年前の話をしてるんだよ!
B(食い気味に)ラジカセで予約録音したテープをコレに入れて、後はこの再生ボタンを押せば即再生。スマホより断然楽でしょ!
A たしかにそこだけ取り出せばそうだけど、それ以前にカセットテープ買ってきて、ビニールみたいな包装破いて、ラジカセにセットして、とか、いろいろあるでしょ、ラジカセも?
B (指摘を無視して)カセットテープ30個持ち運ぶのが、ほんのちょっとだけ面倒だけど、いつでもどこでも聴きたいので、それくらいは全然平気ですから。で、聴いて面白かった回は、取っておきたくなるから、この、カセットテープのラベルの所に番組名と放送日時とか書いちゃったりなんかして、
A いまの客には全然伝わらないからやめとけ!
B (興奮してまくしたてる)その整理をちょっとさぼると、大変なんですよ、もうどれがどれだか判んなくなっちゃって、カセットテープを入れ替えては、コレは聞いたら消そう、コレは間違いなく永久保存ってなったら、ツメを折って、最初は鉛筆でうすく書いていたラベルのトコをボールペンでしっかり書いて、カセットケースについている紙にも丁寧に番組名と放送日とおもしろポイントみたいな一言書いちゃったりなんかして。ああコレは取っておいておこうと思ったけどもういいやって思ったやつは、1回ツメを折った所にセロテープはって、別の番組を録る前に最後にちょっとだけ聴くつもりがついつい全部聞いちゃって、あれやっぱり取っておおこうかな、なんて思っちゃったり、そのうち、だんだんのってきて、ついつい、昔のラジオのテープも聞いちゃったりなんかしたら、テープがちょっと劣化してたのか、ウニョウニョになって、ヘッドのトコに絡まって、ぐっちゃぐちゃになってんのを、なるべくテープを傷つけないようにそーっと外して、そーっと巻き直したりして、そんな事してると、いつの間にか何時間も経ってて、気がつくと、朝になってたりして……いやあ、ほんと便利ですよ、ラジカセは。
A そっちの方が全然面倒じゃねーか! もういいよ!
■1984年日記
1984.07.27(金)
暑さで目が覚める。8:00頃には起きる。
東京でも札幌でも居場所がない。
友人ふたり(どちらもイニシャルはK、どちらもK大)に電話。
アルバイトニュース、明星読む。
12:00頃から約30分サ店でマンガ本。
15:00前「アートコーヒー」オーロラタウン店でAと話す。
Aは電話でもそうだったがあまり変わっていなかった。
Tのような話し方をされると困る。
19:00頃Aの部屋。麦茶と西瓜をごちそうになる。
今度K.Kを混じえて会おうという話。
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1984.07.28(土)
高校の同級生5人と飲む。「村さ来」→「すたじお8」。
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1984.07.29(日)
K.Aから「合格するまで会いたくない」と電話。
K.Kと3人でという話はお流れ。
夜、Hに電話。東京のH大学に行っているとは知らなかった。
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1984.07.30(月)
Hと「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」を観る。
インディ、ST3、インディと観て、さすがに疲れた。
中学の同級生KとNと会う。
中2か中3の時に日曜日に月寒で卓球をやった仲間。
Nは卓球部だった気がする。
Kの運転の腕はなかなかだった。
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1984.08.07(火)
久々に学校に行く。
文芸坐ル・ピリエ、M&S.Kのカップルに遭遇。
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1984.08.08(水)
合宿終わるまで3万(合宿)+1万の予定。
1万は持ってきた、2万を予備から。
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1984.08.16(木)
明菜ディスコグラフィー、田原ディスコグラフィーを作ろうか。
クッション、シーツ、リクライニングチェアが欲しい。
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1984.08.17(金)
16:00頃にっかつ。
S.Kと3年の先輩ふたりきて17:00頃から「茶館」。
サウンドボックスで水野きみ子LP借りる(400円)。
■2024年日記
2024.07.17(水)くもり
夕方、中目黒駅図書館返却BOXに2冊返却、地下鉄で広尾に移動して臨川図書館返却BOXに1冊返却。恵比寿までほんの10分歩くとびっしょり汗をかいてぼーっとしてくる。ユニクロでハーフパンツとエアリズムTシャツを買うつもりだったがあまりにもぼーっとしているのでやめる。
明け方、鍵とカードと現金を入れられるスマホケースをAmazonで延々探し、探し疲れて一番値段が安いものをポチってしまう。100%気にいったモノは発見できなかったにも関わらず、ここまで探した時間を無駄にしたくない心理が働いて購入してしまったような気がするが、これも行動経済学で説明できるのだろうか。
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2024.07.18(木)はれ
久々の不眠。夕食後の仮眠を取らずにそのまま朝まで起きて、6:00過ぎにベッドに入って寝落ち寸前の眠気を感じていたがあと一歩で寝付けず、延々YouTubeショート動画見てしまう(余計眠れなくなるパターン)。
Amazonの配達、最近は1週間程度かかるのが当たり前になっているらしい。翌日配達が当たり前の感覚が染み付いているので1週間はいかにも長い。
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2024.07.19(金)はれ
つけっぱなしがなんとなく気持ち悪いのでエアコン切って窓を開けると約1時間で室温32℃に上昇、
約90分32〜33℃で過ごしてから室温30℃設定でエアコンつけて室温が30℃に下がると、最初は涼しく感じるが、60分程度で暑さを感じるようになってきて、29℃設定に下げた。
amazonで米をチェック、いつも買っているあきたこまち無洗米5㎏は8月配達予定。1週間以内に配達予定のものは値段がかなり上がっている。
クラシックエディタのテーブルがコピペを受付なくなり、ググっても対策が見つからないので通常のテーブルに変える。HTMLソースをそのまま貼り付けたらOKだった。
柳沢きみお「SHOP自分」全6巻 大市民の主人公がアパートの大家さんだったら的な話(ほぼ同じキャラ)。会社がつぶれて古着屋を始める主人公は例によって周囲に複数の女性がいて常に悩んでいる。視点を変えて膨らませているだけで大市民と同じような話。これだけ同じような作品を多産できるのはひとつの才能。普通は自分で飽きてしまうのでは。
「バナナムーンGOLD」中森明菜の話、「スローモーション」が好きだったと言いながら「♪恋は二度目なら……」と歌う日村。歌ってる歌詞が曲名なんだから気づいてくれ。 同い年で直撃だった僕は、デビュー曲「スローモーション」から3曲目「セカンド・ラブ」までは、普通に良い曲だとは思ったが驚きはなく、特に好きでも嫌いでもなく、「新しい!」と感じた最初の曲は6曲目「禁区」だった。「禁区」はそれまでの曲に漂っていた山口百恵/三原順子的イメージを脱却した、全く新しい印象の曲だった(特にアレンジが)。
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2024.07.20(土)はれ(暑い)
女子体操選手の飲酒喫煙問題、日刊スポーツによると内部通報によって発覚との事だが、通報者は何目的だったのか。最初は補欠陣営の仕業かと想像したがルール上補欠は繰り上がれない(怪我の場合のみ)。超うがった見方をすれば、プレッシャーに耐える自信がないので辞退する口実作りの為の自作自演という可能性もなくはないが、本人に出場意思があるのなら、他人に迷惑をかけない行為の罰としては重すぎる。甲子園の連帯責任で出場辞退に通じるやり過ぎ感。
ブラウザや端末によって記号(■○※など)が小さく表示される問題、いろいろググって試してみるが効果なし。とりあえず保留。
那須川天心ボクシング4戦目、転向当初に比べてスピードとパワーが相当進化。
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2024.07.21(日)はれ(暑い)
代官山スポーツプラザのプール初利用。メインプールはウォーキングには若干深く、サブ(ウォーキング専用)は若干浅い。裸眼では壁の大きな時計の針も見えず、ときどき度入りのゴーグルを使う。
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2024.07.22(月)はれ(暑い)
Greg Berlanti「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」諸々中途半端で無駄に長い。予告編からアポロ11号月着陸のフェイク映像に関する陰謀のサスペンスドラマを予想していたがまた外れた。冒頭15分は不器用な男と弁が立つ女のロマンティックコメディの趣が、途中からそうでもなくなり、かといって上記のサスペンスもない。実際に月面に着陸してるなら流す映像はどっちでもいい(実際とフェイクの映像はモニタで見る限り区別できない)。実際の映像を流す事が成功するかどうかというサスペンスは、黒猫が映り込むかどうかの云々の時点で実際の映像が流れている事が観客に判っているのでサスペンスになってない。サスペンスとしてもコメディとしても中途半端で消化不良。Scarlett Johanssonの口八丁嘘八百の宣伝のプロのキャラは面白い。Channing Tatumのキャラ造形は中途半端。公開週なのに小さなスクリーンでかかっているのでいまいちなのかな、と思ったらその通りだった。脚本を練り直してコメディとして筋を通してムダをそぎ落とせば面白くなる余地はある。
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2024.07.23(火)はれ(暑い)
U-NEXT「小さな恋のメロディ」ながら見。多分中学時代にテレビ放映版を見て以来。70分頃〜林に飲み込まれつつある墓地のシーン、中学時代はふたりが無邪気に遊ぶシーンとしてしか見ていなかった。このふたりの子供もいずれこの墓地で眠る人の世界に往く。かかっている曲の詞もそれっぽい刹那を語る。
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2024.07.24(水)はれ一時雨
久々にiPadのtorneを開いてみたら何故かちゃんと直っていた。
パリ五輪競技開始。男子サッカー初戦。ブラジルに勝った南米王者パラグアイになんと5-0で勝利。1-0でリードしている前半終盤、無理に責めずにCB同士で何度もパス交換、GKは相手FWが来るまで延々待つ、という時間を使うプレイはA代表でもあまり見た事がない理にかなったやり方。夏場の短い試合間隔の国際大会は可能な限り体力温存も考える必要がある。
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2024.07.25(木)くもり(暑い)
ドラクエウォーク今日から新イベント。やはり常にいま育成中のメンツの方が楽しい。
TVerとNHK公式サイトで7人制ラグビーとハンドボールを眺める。7人制ラグビーはまだ目が慣れない。スペースがありすぎて(15人制の)戦術練習でもしているように見えてしまう。
「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」10巻+2巻 土田世紀風の画が非常に好みでスラスラ読めて、戦前・戦後の柔道・柔術・プロレスに関して知らなかった事がいろいろあって勉強になった。幼少〜青春時代はとても丁寧に描かれている木村政彦の内面描写は戦後は次第に曖昧になり、命懸けの真剣勝負をしていた柔道家だった木村が戦後は自らやられ役を買って出る事も厭わないショービジネスとしてのプロレスを受け入れて酒と女に溺れるようになる、その心境変化は明確には描かれない。ここは想像でも良いので明確に描いて欲しかった。最後の2巻で描かれた第1巻でふっていた力道山戦、ああいう試合になってしまった経緯・真相の究明としては物足りない。木村がリアルにノックダウンしたのか、ノックダウンをリアルに演じたのか、はっきり判らなかった(どちらとも取れる描写=力道山プロレス地獄変下巻P332〜)。力道山もプロレス=100%の真剣勝負とは思っていなかった筈で、ふたりのプロレス観の違いもよく判らなかった。明治〜戦前に関しては想像で描けても、戦後は関係者が存命なのでそう好き勝手には描けない、という事なのかもしれない。
クドカンの「新宿野戦病院」他のドラマに比べれば断然面白いのだが、2回目以降は初回の期待感は上回ってこない。初回で見せた世界観と設定の中でのみ展開しているような感じ。よくも悪くもクドカン作品は毎回こんな感じと言えなくもないが。
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2024.07.25(金)はれ(暑い)
夕食後に数時間仮眠して雨のパリ五輪開会式、ちょうど日本が紹介されるあたりからLIVEで見る。五輪史上初の競技場の外で開催。
歌やダンスのパフォーマンスと選手たちを乗せた船がセーヌ川を進むパレードを交互に見せる構成。
参加人数によって数ヵ国がひとつの船に呉越同舟。アメリカやフランスはひとつの船。
川の浮かぶ雨に濡れたステージで聖火を持って激しいダンスは見ていてはらはらする。
ひとりやふたり滑って転びそうだが見ている限り誰も転ばない。国際映像の画はディレイなのかもしれない(何かあった部分は流さない)。
個人的最大のハイライトはジダンからナダルへの聖火リレー。
エッフェル塔のプロジェクションマッピング?はなかなかの迫力。
最後のセリーヌ・ディオン「愛の讃歌」けっこう生歌っぽく聞こえた。シンクだとしたらなかなかの技術。聖火の気球は土台が燃えたまま移動しているように見える。
LIVE終了後、NHKプラスで見逃した前半をGoogle Mapsで場所を確認しつつ。
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2024.07.27(土)くもり(暑い)
文化放送「てるのりのワルノリ」あいかわらずふたりのケンカトークがいまいち芸の域まで達してない。年齢差がありすぎておたがいにどこかに遠慮があるのかもしれない。
木梨は超早寝早起きでちらちら見ていた、と言っていたが、ナイツ、吉田照美、オテンキのりはハイライトでさえ開会式を見てないっぽい。生放送のラジオのパーソナリティーならば世間で話題になっている物事はひととおりチェックするべきでは?(敬称略)
YouTubeで昨夜の恵比寿駅前盆踊り。どの曲もけっこう複雑な振付。一番多い時は300人くらい踊ってるように見える。やぐらの目立つ位置に「たつや」の広告、いまでもたいていいつでも満員なのにこれ以上宣伝してどうするw 前回(約30年前)に住んでいた20代の時にはこの手の伝統的なイベントには全然興味がなかったが、いまは音頭の太鼓を聴いているだけでなんとなく心が揺れるのはそういう準備をする段階に明確に入ってきたという事なのだろう。
パリは今日も雨。
バレーボール男子。ドイツのエース・グロゼル39歳はラグビー選手のみまがう体型、タトゥーびっしりの右腕を見せつけるように袖を肩までめくりあげるのは威嚇なのか。ドイツ14番カーリツェクの覚え方→ピカーリツェク(前髪はかない)。
競泳は機器の不具合なのか順位やタイムが全然表示されない。
ハンドボール男子、少しウトウトしている間に追いつかれていた。
体操男子、エース橋本が鉄棒の着地で両手をつく大失敗、前回金メダルの種目別決勝進出ならず。
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2024.07.28(日)くもり(暑い)
ドコモ home 5G再起動しても全然速度出ない(10M程度)なので4G固定に戻してみたが、ギリギリ使える程度の速度(20M程度)しか出ない。SIMカード抜き差ししても速度変わらないので5G/4Gに戻すと5Gを捉えた時は50以上も4Gでは20〜25程度。2020年代は5Gの時代と言われていた筈なのに、いつになったら安定して100以上出るようになるのか。こんな速度ではリアルタイム高詳細VRなんてとても無理。
試合直後の阿部詩の異常な号泣。こういうのを見せられると「女は武道をやるな」と言いたくなる。負けた時にどれだけ痩せ我慢で毅然とできるか。恥の文化の問題。僕は古い人間なので、女性の格闘技、特に顔面への打撃もあるボクシングや総合を命懸けの真剣勝負でやるのは、推奨したくないし、見たくもない。柔道は打撃がないだけまだマシだが、「格闘技は男のスポーツ」という古い考えに与したい。ただし、この考えの基盤は、哺乳類におけるオスとメスの役割的な話にあるので、妊娠・出産の形も変わっていくであろう今後は、完全に死滅する考えになるのかもしれない。
柳沢きみお「おいしい水」全8巻 セックスがかなり大きな要素ではあるが同時期の「形式結婚」に比べれば相当ソフト。最後に心中する近親相姦カップルが最初の方(引っ越し当初)はセックスしない理由はよく判らなかった。あるいはそう言ってるだけで声が出ないようにしていたという可能性もあるのか? 悩んで脱線して唐突に終わる、毎度おなじみ柳沢きみお節。同じような話なのに読んでいてなぜか退屈せず、読み終わると別の作品も読みたくなるのはどうしてなのか、自分でもよく判らない。若い頃に読んだら違う感想を持ったと思う。僕の感性は、25歳頃に大きく変わり(これは自分である程度明確に言語化可能できる)、50歳頃にも、自分ではうまく言語化できない形で微妙に(実は大きく?)変わったと思う。
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2024.07.29(月)はれ(暑い)
パリ五輪テニス男子シングルス2回戦、ジョコビッチ2-0(6-1,6-4)ナダル。ナダル最後の真剣勝負のシングルス戦(多分)。最初は80%程度に見えたジョコのサーブ、最後のゲームは100%に見えた。序盤は全盛期に比べれば全然出力不足に見えたナダルのサーブとストロークも、途中から観客からパワーを貰ったのか、それなりの強さを取り戻したショットもあった。
男子体操団体、橋本あん馬で落下(減点1)予選の鉄棒の着地に続くミス。今大会の体操は女子も男子も滅多にない事が起きる。このまま中国がすんなり金メダルと思いきや鉄棒の2人目が2回落下で11.600。大逆転で金メダル。中国の鉄棒の1番手は難しい離れ業を全然実施せず着地も大きく乱れたのに13.433、難しい離れ技をいくつも実施していた日本の1番手・杉野(14.566)とDスコアは0.8しか違わない。落下したら減点1のリスクと釣り合ってない気がしないでもない。
※体操の難しい離れ技(難度)
カッシーナ(G)リューキン(F)コールマン(E)伸身トカチェフ(D)
覚え方→貸しな 料金 怒る トカちゃん
完全に見逃していたが男子ハンドボールもドイツに負けていた。
シングルス、ダブルスは1回戦敗退だった錦織、混合ダブルスは1回戦勝利。錦織の混合ダブルスの試合は初めて見る。
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2024.07.30(火)くもり
夕食後にガーデンプレイスから駅の方をまわってピーコック。ほんの30分歩いただけで暑さでぼーっとしてくる。
DAZNの野球中継、以前から数十秒ディレイだったが、CMが入るようになったからか、生中継といいがたいほどのディレイになっている。計測してみるとスカパー・スカイAのアンテナ受信に比べて約3分ディレイ。U-NEXTがJリーグもやってくれれば即解約したい。
パリ五輪テニス男子ダブルス、ナダルとアルカラスの新旧エースペアがダブルス2回戦勝利。ナダルはサーブもストロークも全盛期に比べれば7〜8割だが、ところどころに「まだ戦える!」と思えるショットがあった(スーパータイブレイク3点目のリターンウィナーとか)。
女子体操平行棒は選手のすぐそばに立つコーチがホントに邪魔。下はマットレスなんだし落ちてもそんなに怪我はしないだろうに、スケートボードに比べて過保護すぎる。
五輪中継を見てしまうのでフィクション系の執筆は全然進まない。
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2024.07.31(水)くもり
ここ数日近所の工事の音で午前中に安眠できず、パリ五輪あるので夕食後に仮眠できないので睡眠不足気味。連日の猛暑もあって完全に夏バテ気味。
THE ALFEEの新曲シングルランキング初登場3位(本日の日刊スポーツ)。THE ALFEEを含めてベストテン全部が多分グループ。
柔道永山の例の一戦、もし絞め技が決まっているのだとしたら、審判は安全確認の為にしっかり永山の状態を確認するべきではないのか?
LIVEで見ている時は判らなかったが、昨夜のバスケも最後の3点シュートの時にファウルはなかったのでは、とネットで話題。バスケは判定に対してチェレンジするシステムがないのは驚き。
パリ五輪トライアスロン男子のスイム、殆どの選手が体がぶつかりそうな距離で泳いでいる。間隔があった方が泳ぎやい気がするのだが、屋外で泳ぐ場合は何か理由があるのだろうか。
パリ五輪柔道男子90㎏級決勝、技ありになるか、少なくともビデオ判定になっても良かったように見えた技がノーポイント。
パリ五輪体操個人総合、銅メダルの中国選手と橋本の鉄棒のDスコアの差が0.3しかないのは素人にはよく理解できない。コールマンだけでも0.5くらい加点されて良い気がするのだが。ちょうど良い音量で見ていると金メダルの瞬間に耳にうるさすぎる絶叫実況。なぜあんなに絶叫するのか理解できない。昔のスポーツ中継ではあんなに絶叫していなかった。TVerやNHKサイトの英語実況は時に大きめの声で強めに実況する事はあっても絶叫はしない。絶叫実況はスポーツ好きの僕でも不快、スポーツが嫌いな人ならテレビを消したくなるほどの騒音しか聞こえないのではないか。
パリ五輪テニス男子ダブルス、ナダル・アルカラス組3回戦敗退。アルカラスは本日2試合目で多少疲労があったかもしれない。今日の試合が最後の真剣勝負の試合になるのなら会場がRoland-Garrosで良かったと思わずにはいられない。
柴原は女子ダブルスと混合ダブルスほぼ連チャンで休憩時間を与えられたようで、錦織・柴原の混ダブはなかなか始まらず、途中で眠気の限界。
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2024.08.01(木)はれ
スポーツ観戦は基本大好きなのだが競歩だけは何度見ても苦手。見ていると「速く進みたいなら走ればいいのに」という思いが生じて来て、見続けると気持ち悪くなってくる。どこか人間の本能に反している競技のように感じられてならない。
夕方早めに近所を散歩。多少慣れてきたのか、風が吹いている日陰ならそれほど暑さを感じないが、
それでも歩き続けるうちにじわじわ汗はかいてくる。ユニクロでエアリズムTシャツ。
投げ技がきれいに決まるのが柔道の最大の魅力ではあるが、投げ技は一本/技あり/ノーポイントの判定が曖昧だし、リードして警戒して守備的な相手にはなかなか決まらないので、最近はだんだん寝技や関節技の方が好きになりつつある。
夕食後にほんの少しウトウトするつもりが25:30頃まで3時間以上寝てしまったが今日はたまたま柔道はメダルなしだった。
フェンシングの解説は軽すぎる口調で喋りすぎで耳に邪魔。以前は選手のヘルメット?に付いていたランプがなくなった(床に設置)のでカメラの場所と角度によっては見えない。
水球ハンガリー戦の英語実況、圧が強い話し方をする女性がもともと苦手なので、絶叫ではないが結構うるさく感じる。女性の強め大きめの声はなんとなく怒っているように聞こえる。スポーツ実況は男性のソフトな美声が僕にとってはベスト。
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2024.08.02(金)はれ(暑い)
柳沢きみお「Bのアルバム」全2巻。1985年発行。90年代以降に多産する社会人が主人公の作品の習作的短編集。1巻1本目の主人公は「Good Girl」の主人公が社会人になった雰囲気。ギャグ漫画時代に近い絵柄でコマ割が細かい。85年発行だがもっと以前に描いていた作品のような気もする。2巻1本目の主人公は大学で絵をやっていて1巻1本目以上に「Good Girl」の主人公に直結する感じ。さばけた感じのセックスフレンド的彼女がいて、家庭教師先の奥さんの愛人で、大学の純情っぽい子に片思い。外見と気の多さは「Good Girl」の主人公そのまんま。あの主人公(名前はおさむだっけ?)が大学でセックス方面が急速進化したら的な展開。今後多産する社会人ものの習作としての濃度は2巻目の方がより濃厚。2巻2本目、例によって最後の数ページで急展開して唐突に終わる。結局僕はこういう唐突な展開が好きなのだろう。
バスケはブラジルに敗れて3戦全敗で終了。バスケにはチャレンジがない、という記事は誤りだったようだ(ブラジルがチャレンジしていた)。
男子柔道100㎏超級準決勝、斉藤が見事に投げられて1本負け。日本選手の試合以外は殆ど見てないが、僕が今大会で見た中では一番綺麗に決まった投げ。解説の人がテクニックを詳細に褒めていた。
サッカーはまたスペインに負けた(準々決勝)。99年ワールドユース決勝以降、主要国際大会は直近のW杯以外は全部負けている気がする。前半終了間際の日本のゴールはVARが介入してかかとが出ていてオフサイド。VARが介入するのは仕方ないが、試合が止まる時間があまりにも長すぎる。AIが瞬時にチェックする近未来を夢想。ヨーロッパで開催されている大会なので決勝がフランスvsスペインになるように様々なみえざる力が働いている可能性があるかも。
陸上女子5000m予選、9人の先頭集団を引っ張っていた田中は最後の半周で全員に抜かれて予選敗退。素人考えでは10番手あたりをキープして最後の脚を残して最後の半周に賭ける方が良さそうな気がするのだが、先頭で引っ張って人数を減らした方が確率が上がるという作戦だったのだろうか。
陸上も始まったのでLIVEでチェックするにはモニタが足りない。テニスはふだん4大大会をさんざん見てるから見なくてもいいような気もするが、Roland Garrosで開催される五輪を見るのは多分最初で最後だと思うと、ナダルが去っても一応見ておきたくなる。
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2024.08.03(土)はれ
陸上が本格的に始まって現地午前中の競泳は地上波/BSでLIVEなし。柔道と陸上を見つつ、NHKサイトの英語実況だと日本チームが泳いでる事に気付けなかった(男子メドレーリレー)。陸上は色々な種目があって見た目ではっきり勝ち負けが判るのでやはり一番見ていて楽しい。スタジアムの陸上空間を眺めているだけでもなんとなく楽しい。
柔道混合団体(準決勝まで)の実況アナ、声は悪くないが、早口で間違いが多い。多分大相撲でも同様な実況のアナ。柔道混合団体決勝はシナリオがあったのではないか、と疑いたくなるような展開でフランスが逆転勝ち。六角精児似の女子選手(高山)はかなりの体重差がある相手に優勢勝ちで2-0、斉藤はリネールに何もできずに負けるが、巴投げの角田が勝って3-1と王手。もし3対3になってしまったら代表戦はリネールvs斉藤になって斉藤が負けるだろう、必ずその前に勝ちきらないとダメだ、と思って見ていたが、残念ながらその通りの結果になってしまった。斉藤vsリネ−ルは本戦も代表戦もリネールの防御がうまいのか斎藤の体調がダメなのか、斉藤はキレのある技は殆ど出せず、見ていて勝てる気が全くしなかった。試合間隔が空いている選手は普段の体重に戻っている、と前半の解説の人が言っていたが、柔道混合団体の計量ルールはどうなってるのだろうとググってみたが発見できなかった。個人戦で出場した階級が該当すれば出場可能(計量なし)という事なのだろうか。
フェンシング女子団体サーブルの解説は今日もスケートボードの次にチャラい話し方の男性。もっとも僕の耳にそう聞こえるだけでいまの若者にはこれが普通の話し方で、20〜30年後にはすべてのスポーツの解説者の話し方がこういう感じかもっと軽い感じになっているのかもしれない。
ジャマイカのShelly-Ann Fraser-Pryceまだ走ってた、と思ったら100はDNS。フジテレビの陸上はディレイでしらけるのでNHKサイトの英語実況を見る(フジも途中から追いついた)。混合マイルリレー金メダルのオランダの最終ランナー、バトンを受け取ってゆっくり走り始めて、ずっとリラックスして走っているように見える。
雨中のビーチバレー、日本チームはビキニだが、フランスチームは上半身長袖シャツに短パン。雨だから特例? それともルールが変わったか。
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2024.08.04(日)はれ
あまりにもパケ詰まりっぽい症状が多発するのでドコモ home 5Gの設定を5G/4Gから4G固定に戻す。速度を計測してみるとぎりぎり最低限の20〜25M程度。
友野ヒロ「エイジング 80歳以上の若者が暮らす島」kindle unlimited
80歳以上の人が20歳に若返るという近未来の設定、妻子を殺されて復讐しようとする主人公、大きなおっぱいのヒロイン。設定も展開もキャラも過不足なく揃っているがなぜか引き込まれない。柳沢きみお作品を読みすぎてこういうちゃんとした普通の作品は物足りなく感じる体質になっているようだw この作品のようなシュッとしたいま風の絵柄はどうも苦手というのもある。最近はこのタイプの絵柄が多すぎて作家の区別がつかない。下手でもいいから唯一無二の画であって欲しい。
柔道・永山の判定に関する全日本柔道連盟の元審判員の話(「あんな下手な判定はない」「背中を叩くのは基本中の基本」)https://www.news-postseven.com/archives/20240804_1982216.html?DETAIL&utm_source=pocket_shared
サッカー フランスvsアルゼンチン終了後の騒ぎ、けっこうな人数が出てきてモメではいるが、TVerで配信されている映像で見る限りでは〈乱闘〉と呼ぶほどではない。多くのスタッフが止めようとしている。
テニス決勝、多分最後の五輪で特別な何かが出たのか激戦を制してジョコビッチ金メダル。キャリアゴールデンスラム達成。ロンドン五輪決勝の時のフェデラーにはそこまでの執念は感じられず、むしろ地元のマレーに花を持たせてやったようにも見えたので、テニス選手にとっては毎年の4大大会こそが重要な大会で五輪に対するこだわりはそうでもないのかな、と思っていたが、ジョコは相当なこだわりを持っていたようだ。キャリアグランドスラム達成時もこんなに歓喜の涙を長時間見せてはいなかった気がする。
競泳の担当アナは強烈な絶叫実況。絶叫実況がうるさくない程度に音量を絞ると平場の会話が聞き取りにくいというジレンマ。絶叫実況をリアルタイムで普通の実況に変換するシステムが欲しい。
競泳最後の種目女子400メドレーリレー、また最下位かな〜と思って見ていたら、2泳のベテラン鈴木聡美が見るからに強烈に追い上げて8位から6位にあげてちょいウル。3泳17歳平井も頑張って2〜4位とは大きな差はない5位。リレーで見るからに強烈に追い上げる選手がいるとやはり燃える。鈴木はリレーのラップタイムで人生最速、平井も自己ベスト(直後のインタビューの発言)。
五輪はいつの大会からか柔道と競泳が終わると「半分終わってしまった」という寂しさを感じるようになった。人生と同じ。
100m準決勝サニブラウン9.96自己ベストも組4位で着順もアウト。5人が9.8台で着順ライン9.93。決勝は7人が9.8台というとんでもないハイレベル。こんなにゴール前大混戦の決勝は五輪世陸で見た記憶がない。
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2024.08.05(月)はれ
毎日新聞が富山県内の24年9月末で配送を中止。販売部数約850部でよくいままで続けていられたとも言える。紙の新聞はなくなっても〈紙面レイアウト〉という文化は残ってほしい。ARで眼の前に紙面を広げた状態で読む事はApple Vision Proと日経新聞では既に可能だが、どういう見え方なのだろう。
nasneが映らない時のメモ①nasne再起動②ルーター再起動
バレーボール0-2から逆転負け。最終セットマッチポイントでサービスがネット。ネイションズリーグなどの大会と五輪本大会はやはり本気度が違うという事か。女子の監督はネイションズリーグに出場権がかかっていたので短い期間に2回ピークを作る難しさを言っていたが、出場権は得ていた男子の場合はどうだったのだろう。なんとなく、ネイションズリーグの時の方が元気に見えた気もするが。
種目別鉄棒で岡ちゃん3個目の金メダル。体操で金メダル3個は72年ミュンヘン以来。ライバル選手が軒並みミス。こんなにミスが出る鉄棒は記憶にない。
レスリング女子68㎏級尾崎野乃香は残り約10秒から逆転負け。
200m準決勝進出の鵜澤飛羽、スタート前はクールで冷めた雰囲気だったが終了後のインタビューではめっちゃ喋ってた。筑波大学陸上競技部のサイトによれば「普段はアニメ好きで童心を持つ好青年」。
実況アナウンサーまで五輪5連覇を「20年」と間違えている(実際は16年)。
レスリングはグレコは地味でまどろっこしいのでフリーだけでいいんじゃないと毎回思う。
棒高跳世界新デュプランティスはあまりアスリートっぽくない独特なルックス。キリアン・マーフィーに雰囲気似。
サッカー準決勝フランスvsエジプト、延長は半分寝落ちしながら見る。決勝はやはりフランスvsスペインになった。
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2024.08.07(水)はれ/雷雨
日刊スポーツCD売り上げベストテン、フィロソフィーのダンス以外は全て英語表記。世も末だ。
「セントルシアの選手がメダル(女子100m)」というお題に対して「そういう重箱の隅をつつくような情報はチェックしてません」と普通のトーンで答える文化放送アナウンサー。ネタかと思ったがマジで知らないようなやりとり。ホントに知らなかったとすれば、自分が担当しない競技・種目は完全スルーって事?
女子100Hは速そうな名前の選手が多い。カマチョ・クイーン、マサイ・ラッセル、もうひとりいた気がしたが名前忘れた。
ハンドボール準決勝ドイツvsフランス、残り6秒マイボールをキープすればよかったフランスがパスをカットされて同点、延長でドイツ勝利。夕食後のウトウトの目が覚める展開。
レスリング藤波朱理の試合後のインタビュー、ここまではきはきと明確に金メダルを取る宣言ができる選手は珍しい。中学時代から無敗で東京五輪に出場できなかったのは、シニアの大会は18歳になる年からという年齢制限だったようだ(2020年開催で選考)。
卓球男子団体準決勝、2-0から3試合取られて逆転負け。第5試合張本も2-0から逆転負け、3セット以降は相手選手が開き直って攻めてきた。第5試合の日本のベンチ、監督と右側の選手は上着を脱いでジャージ姿も左側の選手は上着を着たまま。監督も脱いだのから脱いで欲しかった。卓球も真剣に見るのは五輪だけ。スウェーデンが卓球王国とは知らなかった。
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2024.08.08(木)はれ
深夜の五輪観戦の酒のつまみが心許なくなってきたので久々に昼間に散歩・買物(ドラクエイベント3章)。日陰で風が吹くとそうでもないが日向で無風だと「ここに15分いたら危険」と感じる暑さ。防衛省の横の門の所にいつもいる野良猫(ミリタン)を最近見かけない。この暑さなので心配。ガーデンプレイスまでいく元気なく、適当に裏道を歩いて、駅前の方をまわってピーコック。「たつや」は真っ昼間からかなり混んでいるように見えた。
恵比寿に戻ってきてまもなく1年。結論から言えば普通に生活するだけなら武蔵小山徒歩5分の方が良かった。安いスーパーや図書館は武蔵小山の方が近くにあり、BOOK OFFは恵比寿にはない。西小山のサイゼは平日午後ならいつでも空いていたが、恵比寿と中目黒のサイゼはいつも混んでいる。渋谷、六本木、日比谷の映画館は近くなったが、そんなに映画館に行く元気も金もない。いまの恵比寿は30年前に比べて驚くほど飲食店が増えてすっかり繁華街になってしまった。駅ビルもガーデンプレイスもなかった頃の面影はほとんどなく、当時行った事がある店も殆ど残っていない。こんなに中目黒寄りでなく、以前住んでいた恵比寿4丁目の方だったらまた違った感慨があったかもしれないが。
30年前は散歩の習慣もなく、こっち方面(恵比寿南、恵比寿西)には殆ど行った事がなかったので、
恵比寿に戻ってきた、と言っても、隣町に住んでいるような印象。恵比寿4丁目から広尾方面を歩くと、この辺に比べて坂も少なくて歩きやすく、30年前の記憶がそこかしこにあるが、当時利用していたスーパーマーケットは2軒ともなく、やはり普段の生活のしやすさなら武蔵小山の方が良さそう。武蔵小山に住んでいる時は「武蔵小山も悪くないが恵比寿の方が飲食店も多くて格が違う。いつかは恵比寿に戻りたい」と思っていたが、毎晩外食できるほどガンガン稼いでいるなら恵比寿の方が良かったかもしれないが、普通に慎まし生活するなら武蔵小山の方が暮らしやすい。恵比寿にはたまに遊びに行けば良いのだ。結局、物事は何事につけ、憧れている状態に勝るものはない、という事なのかもしれない。
南の方の地震でNHKの五輪中継はとんでいるが、どっちにしても陸上のLIVEはないようなのでNHKサイトの英語実況。英語実況は絶叫実況がないので耳には優しい。
4x100mリレー、タイムの1番手で決勝進出。2組目の中国速い!と思ったらタイムは日本より遅かった。やはり全ての陸上種目、いや、全ての五輪種目の中で4K(4x100mリレー)が一番燃える。
バスケ準決勝フランス勝利の瞬間の英語実況は日本の絶叫実況ほどではないがそこそこうるさいw
男子200はボツワナのテゴゴ。ボツアナ史上初の五輪金メダル。水色のユニが女子100セントルシアのアフルレッドとダブる。
バスケ準決勝セルビアが10点以上リードしていたが最後はやっぱりアメリカ(4Qは32-15)。
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2024.08.09(金)はれ
南海・宅和、高卒新人で26勝で最多勝、翌年も24勝で最多勝も通算56勝実働8年で引退。この当時の投手の酷使は想像を絶するレベルだったと想像する。長嶋茂雄と同学年。
卓球も柔道やレスリングと同じで守ってばかりはつまらない。勝負がどうなるにせよ攻めてほしい。よく考えたら対戦競技は全部そう。第2試合張本マッチポイント3本からまたもや逆転負け。3本全部全力で攻めたようには見えなかった。パリ五輪は気がつけば卓球もボールパーソンがいる。東京五輪がどうだったか記憶がない。実はずっと前からいるのかも。
卓球見ててLIVEを見逃したマイルリレー予選、日本新で走って全体4位のタイムで決勝進出。五輪の決勝は20年ぶり。
サッカーのハーフタイムにradikoで「オールナイトニッポン」令和ロマンの到着が遅れて急遽粗品が代役出演、電話出演のせいや@嫁の実家が「連絡がいきなりすぎる」「ニッポン放送がハシゴ外そうとしている」とマジで怒っている口調。想定台本通りだったのか、ホントにホントに怒ってたのかは判らなかった(最後までは聴いてない)。
4K。予選からメンバーを変えて坂井/サニ/桐生/上山。3走から4走に1位で渡すが4人に抜かれて5位。結果論だがサニ4走でやられた方が諦めはつきやすかった。金メダルはカナダ。アメリカはお家芸のバトンミスで失格。解説・高平によると桐生→上山のバトンが少し遠かったので上山が一瞬振り返って加速が緩んだ。※その後発表されたデータによるとサニは区間1位桐生は区間2位(坂井4位上山8位)、仮に2走上山or柳田4走サニにしていたら4走に来る時点で5位だったかもしれないのでどちらが良かったはなんとも言えないが個人的には4走サニが見たかった
WOWOWオンデマンド、つい先日までウィンブルドンを見てたのにログイン要求される。頻度が短すぎる。錦織が勝ち進んでいるマスターズ1000、LIVEがあるかどうか確認できなかった。
サッカーは5-3でスペインは92年バルセロナ以来の金メダル。92年はグアルディオラのチームだった。
女子1万mアフリカ勢がペースを上げるとたちまちふるい落とされるおなじみの光景。イタリアの選手が銀メダル。
新競技ブレイキン、円形のステージに侵入してローアングルで妙にスムーズにまわりこむように動くカメラが〈オリンピック中継〉の画としては超新鮮。クレーンともワイヤーとも違う動きに見えると思ったら、ステージの外周半分にレールと無人カメラが設置されていて遠隔操作でアングルを変えながらズーミングしているようだ。採点が見た目も点数もシンプルなのも良い(どっちの色が多いか)。音楽系のイベントを見ているような感じ。解説のチャラさはスケートボードの更に上、スポーツを見ている感じがしないのもスケートボードを超える。
「感動をありがとう」という言い方は何度聞いても生理的に気持ち悪い。僕が子供の頃にはなかった表現。誰かが意図的に流行らせた言い方のような気がしてならない。
水に溶かす粉末のポカリとアクエリアス飲み比べてみる。味に慣れているせいか正直ポカリの方がおいしく感じられるがもう数回試してみよう。値段はアクエリアスの方がかなり安い。
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2024.08.10(土)はれ
男子マラソン、35㎞あたりまでは2位集団に入っていたのは、ここ20年くらいの中では結構良い方か? 残り2日になって陸上は昼間の競技はマラソンのみ。今大会も2週目は速く過ぎたように感じる。
卓球女子団体決勝。ダブルスは相当頑張ったが結局0-3。中国強い。張本は妹もシャツイン。かなりの声量で中国を応援する声(加油)がサーブの瞬間も響く。卓球はテニスと違ってサーブの瞬間も声出しOKなのだろうか。
やり投げ・北口榛花1投目からいきなりSBの65.80mであっさり金メダル。
マイルリレー、日本新エリア新でもメダル争いには全く絡めない6位。
近代五種銀メダルには驚いた。入賞も初。
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2024.08.11(日)はれ
昨夜も朝までパリ五輪を見て、昼頃目を覚ますと、いま試合中のようなので、錦織マスターズ1000モントリオールをWOWOWデマンドで。本日2試合目はさすがに体力が厳しかったが0-2で敗退だったが若手相手に充分戦えていた。錦織が先週パリ五輪で全部(シングルス.ダブルス,混合ダブルス)出ていたのがなんだかけっこう前のようにも感じられる。結局人生は昨日(過去)と今日(いま)と明日(未来)。過去は過ぎてしまえば50年前も5日前も大差なく、未来は来るかどうかも判らない。確かなのはいまこの瞬間しかない。
窓を開けてエアコンを切ると、室温34℃まで上がるが上半身裸で扇風機の風があれば耐えられない程ではない。
女子マラソン、5000m銅メダル10000m銅メダルのハッサンが金メダル。信じがたいスタミナ。ゴール直前に肩と肩がぶつかるのは五輪・世陸のマラソンでは見た記憶がない。PBで6位の鈴木優花は35㎞あたりまでは先頭集団にいた。昨日の男子もそうだったが35㎞あたりまで可能性がある所にいるのは最近では良い方なのでは。08年北京以降は入賞するにしても25㎞あたりのペースアップについていけず落ちてきた選手を拾った印象しかない。増田明美の蘊蓄解説、これまではあまり気にならなかったが、今日は邪魔に感じられた。こんなに度々言淀む話し方だっただろうか。同じエピソードを何度も繰り返すのも気になった。情報はdボタンやネットで提供して増田明美の解説はON/OFFを選べるようにして欲しい。
パリ五輪観戦で酷使し過ぎたのかiPadのバッテリーが挙動不審。1%から増えず、いきなり落ちる。再起動数回でも同じ症状。とりあえずリフレッシュを試す。
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2024.08.12(月)はれ(暑い)
挙動不審だったiPadのバッテリー、昨夜約3時間完全放電後に充電したら治ったようだ。
開会式の翌週の週末には「パリ五輪はまだまだ続く、まだやっと半分程度、やっとお待ちかねの陸上も始まった」と思っていたが、その次の週は、なんだか、あっという間に終わってしまったような印象。どんなイベントも前半は長く感じて後半はあっという間に進む。
僕が子供の頃の男性の平均寿命は72歳くらいだった。その頃は60歳を過ぎたら棺桶に片足をつっこんでいるようなものだと思っていた。その感覚はいまでも残ってるが、実際に60歳が目の前に来て、そう思ってしまうのはやるせないので、今後のアンチエイジングの進歩で平均寿命は120歳になる、と思い込む事にする。58歳のいまはまだ半分終わってない,、と思い込む。かなり無理があるのは判っているが、あっという間に進む後半にはまだ入っていない、と脳と意識をだましたい。75歳になった時には平均寿命は150歳になる、ってのはさすがに難しいだろうが、とりあえず、この先約15年、75歳になるまでは、まだまだ老後ではない、と思い込む事にする。どんな人生でも最後の最後は誰もが負ける(死ぬ)。120歳になって、何をするのも覚束なくなってきても、文章を作るだけの力が残っているのなら、書きかけの作品は書き続ける。その頃には脳波(意識)で執筆ができるようになっているので、薄れゆく意識の中で、書きかけの作品をAIアシスタントの助けを借りて整え続ける。呼吸と心拍が止まっても、残存意識はその作品を仕上げるまでは、こめかみあたりのチップとそれが繋がっているクラウドと連動し続けるのだ。
日本ハムは結局今年も日替わり打線。故障やよほどの不調がない限り1〜4番は固定して欲しい。水谷に走力があるなら①水谷②清宮③万波④郡司or野村で良い。

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